個人事業主の借金はおまとめローンを組める、使える?

2015年08月05日 12時24分

いろいろな人がおまとめローンを利用しますが、個人事業主でも借りられる場合もあれば、残念ながら借りられない場合もあります。
これは、個人事業主ならではの不透明さが非常に問題となっているからでしょう。
 

原因の一つが、おまとめローンの用途です。


2012-06-15 15.17.02-16.jpgおまとめローンの場合は事業性資金と言われる、企業を運営するために行った借金については対象外としているところが非常に多く、ほとんどすべてのところで個人を対象としたローンでは事業性資金への利用を禁止しています。

このローンではある程度まとまった金額を貸したり借りたりすることもあるため、そういった事業性の用途についてはあまり使われることも少なくなり、審査の際には個人事業主と判断した時点で借り入れを断るケースもあるようです。


このため、おまとめローンの用途ととしては個人で借りているのかどうかわかりづらい個人事業主の借金の対象としては、少し難しいことがあります。
 

もう一つは不安定だということでしょう。


個人事業主の場合、安定した収入が期待できるかどうか、というと、これがかなり難しい場合も多いのです。個人で行っているので個人の裁量や仕事量・単価などにも非常に差があり、長いこと返済していく必要があるおまとめローンをしっかり返せるかどうかという社会的な不安定さは否めません。もちろん長いこと返済していける、継続的な取引先を持つ人もいるでしょう。ただその状態がいつ覆るかもわかりませんので、こういった個人の場合はあまり借りられないことも多いようです。
 

また、個人でやっているのでいつでも逃げられるという手軽さもあります。


2012-06-15 15.17.04-50.jpg個人でやっている場合、とにかくその人が長く働き返済できるという保証はどこにもありません。個人で行っている人の中には簡単に返済しなくなり、住所や名前などを変えて逃げてしまう悪質な人もいます。仮に会社員でそれなりに毎日働いているというのならばそういった問題はそう起こることはないのですが、個人は身軽な分そういった逃げ出す悪質な人もいます。

このため、あまり借りにくいという傾向があります。
 

そして、個人事業主というのが隠れ蓑で、実は無職同然という人もいます。


この場合、何かをしているということはそう多くありません。むしろ無職で仕事を探しているけれど借金が大変になり返済方法としておまとめローンを利用したい、という場合、個人事業主としておけばそれなりに通りやすいのではないか、と考える人もいるのです。

また、個人事業主でも仕事が無いためにほぼ無職という人もいます。こういう人の場合は収入が少なすぎて借り入れが難しい場合もあり、そう審査に通ることはありません。
 

ただ、こういう人でも借りられるところはいくつかあります。


2012-06-15 15.16.58-51.jpgひとつは金利が高めのところです。こういったところは金利が高いのですがその分審査が緩めで、誰にでも化してくれる傾向があります。この誰にでもというのは、極端な話無職の人でも大丈夫ということです。そういったところから借りる際には利率は高めですが、それでもおまとめすることで借金の一本化が可能になります。

とはいえ、こういうところはあまり借り入れのメリットは少ないでしょう。利率が低く非常にお得に返済できるのがおまとめローンの魅力なのですから、利率の高いところで借りるのはあまりおすすめできることではありません。もちろん返済日が月に一回になり返済が楽になるというメリットは有りますが、それでも金利が安くならないというのならば利用しないのに越したことはないでしょう。

もう一つは比較的だれでも借りられるというところです。こういったところはおまとめローンという形ではなく、比較的無担保で保証人も必要なく、手軽に借りられるというメリットがあります。ただ、おまとめローンの際には非常に簡単に借りられますが、一方で返済の際にはそれなりの金利が発生する傾向があります。

この場合も、あまりおまとめローンとしてのメリットは大きくないでしょう。それでも、おまとめすることで非常に便利になるのであればそれに越したことはありません。
ちなみに金利が高くなる場合はあまり借り入れを増やさないほうがいいのは当たり前ですが、なるだけ返済し、同時にしっかりとした返済プランを立てていくことも大事なことになります。

もうひとつはいっそ事業性資金として借りてしまうというのも方法でしょう。これは今あるローンから借り換えるということでいくつかの金融機関に問い合わせ、査定をしてもらい、だいたいどのくらい返済するかということを考えるのもひとつの方法になります。

金融機関の中でも特に銀行が詳しいので、こういった事業性資金についての話は銀行で相談してみるといいでしょう。
少なくとも無担保で借りられる金利の高いローンよりは低くなる事が多いようです。

ただ、少なくとも手軽に借りられるかどうか、という面では非常に難しいでしょう。こういった事業性資金を借りる場合は事業計画書や事業についての様々な説明などをする必要があるので、ある程度お金を借りる際は手間がかかります。また、保証人が必要になる場合もありますし、そもそも法人格になっていないと借りられない場合もあります。

それでも、返済の際に金利の高いプランを組んでわざわざお金を借りるのよりも節約できる可能性が高いのがこのプランです。
 

個人事業主の場合は、こういったおまとめローンなどは利用が厳しくなっています。

そのため、フリーローンやカードローンなどを運営しているところのほうが借りやすく、ひとつのところにおまとめするのも簡単です。また、事業性資金を借りる場合は公的機関の融資や銀行の融資なども考え、問い合わせてみるといいでしょう。

様々な方法を探しているうち、驚くような簡単なやり方も出てくるかもしれません。また公的な機関からの融資の場合は利率が安いのも魅力的ですから、そういった借入先も検討してみるといいでしょう。

ちなみに、もし働く時間があるようなら短時間でもパートやアルバイトをしたほうが審査には通りやすい傾向があります。どうしても借りたいというのなら、そういった審査に通りやすくするためにパートやアルバイトも検討してみましょう。