債務整理、自己破産、おまとめローン!最初に検討するのはコレだ

menkyosyo.jpg消費者金融や銀行などの多くの金融機関が取り扱っている個人向けカードローンは、運転免許証や健康保険証などの身分証明書1点だけで審査に申込むことが出来ます。
 

2016年10月1日より「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基いて、預金口座開設やカード ローン等の申込時に本人確認書類として顔写真のないものを提出した場合、他の本人確認書類(住民票の写しなど)や公共料金の領収書などの提出を追加で求められる場合があります。ご注意下さい。


しかも、結果はすぐに判明する仕組みで、当日中の借入が十分可能です、また、事業性資金以外であれば自由な目的での利用が認められているので、買い物や旅行、飲み会などの様々な場面に対応させることが出来ます。

利便性の高さ金利の高さ

 
 

このように、多様な魅力を持っているカードローンは、一方で金利は高めに設定されています。これは、短い時間で審査を行わなくてはならないので、申込み者の細かい部分についてまで調査することが出来ないからです。このために審査は信用情報機関への紹介が中心であり、一定程度の貸し倒れのリスクが生じることになります。金利を高くするのは、利益を早期に回収しなくてはならない業者側の事情によるものです。



また、これらの商品のほとんどは毎月の約定返済日の入金が確認されて以降は、利用限度額の範囲内であれば繰り返しの利用が認められています。コンビニエンスストアーに設置されているATMなどで気軽にキャッシングが出来るので、自分の預貯金の様な感覚となってしまい残高を減らすのは非常に困難です。

債務整理とは


saimuseiri.jpgさらに、複数の業者から利用する多重債務になると毎月の約定返済も難しくなります。この様な場合の解決法として用意されているのが、任意整理や自己破産などの債務整理です。これは、返済が困難となった場合の手段で、返済額を大きく減らすことが出来ます。



債務整理には様々な種類がありますが、任意整理は最も多くの人が選択している方法です。任意という名前が示している様に公的な機関を通さずに手続きを進められるので、かなり自由度が高いということが特徴です。具体的には、利息制限法に基づいた利息計算により返済額を新たに決定し、将来利息をカットした上で3年間で完済するという内容です。なお、返済期間は5年程度まで延長することも可能です。

新規の借り入れは…

任意整理のデメリットは、信用情報機関に記録されるということで、この間は新規の借入が出来なくなります。記録が削除されるまでに5年程度かかるので、将来にも影響を及ぼしてしまうということです。また、期間内に返済できなかった場合は、さらにこの状態が持続することになります。このために、ある程度の返済能力を有しているということが、任意整理を行うために求められる条件です。

自己破産にはデメリットが多い



これに対して自己破産は、返済するだけの能力を持っていないと裁判所に認定されることにより、その責務を免除してもらうという内容で、借金を完全にゼロにすることが出来ます。このために、多重債務により完全に身動きがとれなくなった人や収入が少なくて将来の返済が見込めない人にとっては、非常に向いている内容となっています。

 

ただし、自己破産を行うことによるデメリットもあります。まずは、任意整理などの他の債務整理と同様に信用情報機関に記録されてしまいます。記録が削除されるまでにかかる期間は債務整理の中で最も長く、10年間に及ぶというケースもあります。また、国の広報機関である官報にも記載されてしまうので、誰にも知られずに自己破産を行うということは出来ません。



さらに、自己破産を行うと資格制限というデメリットも生じます。これは、主に財産を管理する様な職業に就けなくなるという内容です。裁判所が免責決定すれば解除されるのですが、元々これらの職業に従事している様な場合は、退職しなければなりません。このために、誰でも選択できる様な方法ではないということになります。

多重債務者にやさしいおまとめローン

これらの債務整理以外にも、返済の負担を軽くする方法は用意されています。多くの金融業者が提供している商品であるおまとめローンがその代表的な存在で、複数の金融業者から借入れがある多重債務者に特に向いている内容です。



hasan.jpg個人向けカードローンは、利息制限法に基づいた金利が設定されています。利息制限法は借り手を保護するために施行された法律で、元本が10万円未満の場合は上限金利は20パーセント、10万円以上100万円未満は18パーセント、100万円以上の場合は15パーセントとなっています。ただし、利息制限法は借金総額ではなく、業者ごととなります。
 

このために、5万円ずつ20社から借金している場合は、利息制限法の上限は20パーセントです。おまとめローンは、これを一本化することにより金利を低くするという内容で、100万円に対しての15パーセントという金利が上限となります。年間で5パーセントの違いということは、100万円の借金の場合は5万円返済額を減らせるということです。



このように、おまとめローンは債務整理の様には返済額を少なくすることは出来ません。また、審査も厳し目であり誰でも利用できるということもありません。このために、返済の目処が立たないという様な状況では、債務整理を選択する方が適当な場合もあります。仮におまとめローンの審査に通って利用できるようになったとしても、返済不能となり債務整理を行わなくてはならなくなった場合は時間もお金も両方無駄になるからです。

債務整理よりもデメリットが少ないのがメリット


syorui.jpgただし、返済が見込めるという人の場合はおまとめローンの方が適当です。それは、おまとめローンには特にデメリットが生じないからです。借換えを目的とした商品であり、債務整理の様に当初の契約を無理に変更するということはありません。このために、信用情報機関に影響を及ぼすことがないので、完済した後にまでマイナスの作用に苦しむ様なことはありません。

 

つまり、おまとめローンは債務整理よりもデメリットが少ないのがメリットと言えます。また、手続き簡単ということも特徴であり、申込み当日から利用できるケースもあります。おまとめローンは、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者も用意しています。




これらの業者の商品は2010年に完全施行された貸金業法のために、借入れ総額は年収の3分の1までにするという総量規制に制限されることになります。ただし、おまとめローンは借り手を有利にする商品であり、総量規制の対象からは外れています。このために、おまとめローンは年収の3分の1以上の金額の借入れも可能です。